自分で作成するデータベースやテーブルの中身を見るときも手順は同じです。今後の予習だと思ってください。
MySQLの中には複数のデータベースを作成できます。データベースの中には複数のテーブルを作成できます。テーブルの中には複数のフィールドが作成できるという、入れ子の構造をイメージしてください。
またSQL文は大文字小文字の区別はありませんが、データベース名、テーブル名、フィールド名は区別しておいたほうがいいです。
【1】以下の図を参考にMySQLを開始・接続します。
1.コマンドプロンプトを起動します。
2.「net start mysql」と入力し、「Enterキー」を押します。
3.「mysql -u root -p」と入力し、「Enterキー」を押します。
4.パスワードを求められるので入力し、「Enterキー」を押します。
*パスワードはMySQLの初期設定で入力したものです。
【2】「show databases;」と入力し、「Enterキー」を押します。
*MySQLの中に、どんなデータベースがあるのか確認するためです。
【3】データベースの一覧が表示されました。「mysql」データベースの中を見てみることにします。
【4】「use mysql;」と入力し、「Enterキー」を押します。
*どのデータベースを使うのか選択するためです。
【5】メッセージが表示され、「mysql」データベースが選択されました。
【6】「show tables;」と入力し、「Enterキー」を押します。
*データベースの中に、どんなテーブルがあるのか確認するためです。
【7】mysqlデータベースに含まれるテーブル一覧が表示されました。「user」テーブルの構造を見てみましょう。
【8】「describe user;」と入力し、「Enterキー」を押します。
*以下の文でも同じ結果になります。
show columns from user;
【9】「user」テーブルの構造が表示されました。
*Fieldはフィールド名、Typeはデータ型です。
userテーブルの中身については、表示が分かり難いので今回は確認しません。ちなみに以下の文で確認できます。
select * from user;
【10】以下の図を参考にMySQLを終了・停止します。
1.「exit」と入力し、「Enterキー」を押します。
2.「net stop mysql」と入力し、「Enterキー」を押します。
【11】コマンドプロンプトは閉じてください。