操作とは、データベース、テーブル、クエリなどへ対する参照・作成・追加・修正・削除などのことです。
これまでにも当入門講座では、
コマンドプロンプトやAccessを使った方法を紹介してきましたが、
もう一度まとめてみます。
MySQLをパソコンにインストールすると、
Windows付属のコマンドプロンプトから、コマンドラインで操作できるようになります。
これは講座の手順で、MySQLのbinフォルダに環境変数のPATHを通したため、
MySQL関係のプログラムがすぐに実行できるからです。
でもコマンドプロンプトからの文字入力だけだと、操作が面倒です。
簡単な操作なら問題ありませんが、
複雑だったり、SQL文が長くなると、難しくなります。
そこで次はODBCを設定して、Accessから接続できるようにしました。
AccessやBaseのようなGUIで操作できるリレーショナルデータベースからも、
MySQLに接続して操作できるわけです。
AccessからMySQLに接続すると、テーブルとして表示されます。
そのままフォームやレポート、クエリの機能が使えるし、
VBAでプログラミングすれば、業務システムを比較的簡単に作れるので便利です。
実は表計算ソフトのExcelも、MySQLと連携することができます。
もしMySQLをインターネット上のサーバーに構築しているなら、
phpMyAdminというツールから操作できます。
phpMyAdminとは、PHP言語で作られたMySQLを管理するためのツールです。
Webブラウザから簡単に操作できます。
レンタルサーバーなら、phpMyAdminが、標準で使えるはずです。
また、PHPやPerlの開発環境として、XAMPP(ザンプ)やphpdevがあります。
これらをパソコンにインストールすると、
ウェブアプリケーションを実行するのに必要なアプリケーションソフトを一発でインストールしてくれます。
WebサーバのApacheなども同時にインストールしてくれます。
するとMySQLやphpMyAdminがすぐに利用できる環境が作れるので、
学習用としても利用されています。
管理ツールというわけではありませんが、
プログラミング言語からもMySQLへ対して、データの参照、追加、修正、削除の操作ができます。
この場合は、ユーザーとして権限を与えられた操作の範囲に限られますが。
Microsoft社のVisual Basicをはじめ、JavaやPHP、Perlなど、様々なプログラミング言語で、MySQLを利用したアプリケーションソフトが作れます。
ps:
他にもMySQLの管理ツールは、いろいろあります。
使いやすい方法を探してみると良いでしょう。