MySQLをインストールした時の設定で、起動はWindowsサービスから「手動」で行なうようになっています。
またMySQLの操作にはコマンドプロンプトを使いますので、便利なようにショートカットを作成することにします。
【1】デスクトップにコマンドプロンプトのショートカットを作成します。

*コマンドプロンプトはアクセサリの中にあります。
【2】ショートカットを右クリックして、コンテキストメニューを表示し、プロパティを選択します。

【3】作業フォルダを「C:\」に設定し、「OK」ボタンをクリックします。

*「\」はWindowsではエンマークのことです。
実はMySQLのbinフォルダにはPATHが通っているため、コマンドプロンプトの作業フォルダはどこでもかまいません。どこからでもMySQL関係のプログラムは実行できます。ここでは一番シンプルな場所にしました。これで準備OKです。
【4】スタート → コントロールパネル → 管理ツール をダブルクリックして開きます。

【5】「サービス」をダブルクリックして開きます。

【6】「MySQL」を右クリックします。

*状態に何も表示されていないので停止しています。スタートアップの種類が「手動」になっています。
【7】コンテキストメニューから「開始」を選択します。

【8】MySQL が開始しました。

【9】次はコマンドプロンプトを起動します。

【10】「mysql -u root -p」と入力し、「Enterキー」を押します。

【11】パスワードを求められるので入力し、「Enterキー」を押します。

*パスワードはMySQLの初期設定で入力したものです。
【12】Welcomeメッセージが表示され、mysqlがコマンド入力待ち状態になりました。

これでMySQLが操作できる状態になりました。次は終了してみましょう。
【13】「exit」と入力し、「Enterキー」を押します。

*他にも「quit」や「\q」が使えます。「\」はWindowsではエンマーク。
【14】Byeメッセージが表示され、MySQLが終了しました。

【15】しかしWindowsサービスではMySQLは起動したままです。

【16】右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「停止」を選択します。

【17】これでMySQLが停止しました。

ここまでがMySQLを起動して停止するまでの一連の流れです。頻繁に使いますので手順を覚えてください。(何度も繰り返すうちに自然に覚えます)
【ワンポイント】
MySQLをインストールして初期設定を行なったときに、OS起動時にMySQLを自動起動する設定をオフにしました。
「Launch the MySQL Server automatically」オフ
そのためMySQLはWindowsサービスで「手動」で起動する設定になっています。「自動」にするとOSの起動が遅くなるので、わざと手動にしました。
しかし手動の操作がどうしても面倒だという場合は、WindowsサービスでMySQLのプロパティから「自動」に変えることができます。

「スタートアップの種類」で変更できます。

しかしそれなりにパソコンの動作が重くなるのでご注意ください。