多人数の同時アクセスや、Webでの公開、膨大なデータを扱うことが目的ならMySQLは適しています。
でも Access で蓄えたデータは無駄にはなりません。データは資産ですから再利用しましょう。CSV形式で保存すればMySQLで取り込むことができます。
今回はAccess のエクスポート ウィザードを使って、簡単にCSVファイルを作成する方法を解説します。
【1】以下のようなAccessのテーブルが既にあるとします。
*AccessのサンプルはSampleDB030.zipからダウンロードできます。
【2】Accessのテーブルを開いた状態で、メニューから ファイル → エクスポート を選択します。
【3】以下の図のように設定して、「すべて保存」ボタンをクリックします。
・保存先 どこでもかまいません
・ファイルの種類 csv
・ファイル名 T01Prefecture.csv
【4】「区切り記号付き」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
【5】以下の図のように設定して、「次へ」ボタンをクリックします。
・フィールド区切り記号 カンマ
・先頭行をフィールド名として使う オフ
・テキスト区切り記号 なし
*画面下に作成されるデータのビューが表示されますので、設定がどう変わるのかいろいろ試してみてください。
【6】「完了」ボタンをクリックします。
【7】メッセージが表示される場合は、「OK」ボタンをクリックします。
【8】指定した保存先に、CSVファイルが作成されました。
【9】デフォルトではCSVファイルはExcelに関連付けられていますが、データ数が多くなるとExcelでは開けなくなるため、TeraPadのようなテキストエディタで開きます。
画面右下で文字コードと改行コードが確認できます。
*TeraPadは以下のURLからダウンロードできます。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/library/tpad.html