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実際にAccessからMySQLのデータベースを操作してみる。

それでは実際にAccessからMySQLのデータベースを操作してみましょう。ODBCを使って一度テーブルをリンクしてしまえば、あとはAccessのテーブルと同様に操作できます。MySQLをGUIで操作できるメリットを実感できると思います。

今回AccessからMySQLに対して行なってみる操作は以下の通りです。

・データを表示する
・AccessからMySQLへ追加、更新、削除する
・テーブルの構造を表示する


【1】以下の図を参考にMySQLを開始・接続します。

1.コマンドプロンプトを起動します。
2.「net start mysql」と入力し、「Enterキー」を押します。
3.「mysql -u pgtop -p -b」と入力し、「Enterキー」を押します。
4.パスワードを求められるので「12345」入力し、「Enterキー」を押します。

mysql-114.gif

*「-b」オプションを付けて起動するとビープ音が出なくなります。


【2】以下のSQL文を入力し、使用するデータベースを選択します。

USE SampleDB040;

mysql-116.gif


【3】「SampleDB040Conn.mdb」を開きます。

mysql-341.gif


【4】「t01prefecture」を選択し、「開く」をクリックします。

mysql-336.gif


【5】「t01prefecture」テーブルが開きました。これはMySQL側のデータベースです。

mysql-315.gif


Access側からデータを操作して、MySQL側に反映されることを確認します。

【6】最後のレコードの下に、「99 ハワイ」と入力します。

mysql-316.gif

*この時点ではMySQLのデータは変わっていません。


【7】カーソルを他のレコードへ移動すると、データが確定します。

mysql-317.gif

*この時点でMySQLのデータが変わります。


【8】MySQLで追加したデータを確認してみましょう。

SELECT * FROM T01Prefecture;

mysql-318.gif


【9】次は「グアム」に更新してください。

mysql-329.gif


【10】MySQLで更新したデータを確認してみましょう。

SELECT * FROM T01Prefecture;

mysql-330.gif


【11】次はレコードを削除します。削除したいレコードの左をマウスで右クリックし、「レコードの削除」を選択します。

mysql-331.gif


【12】削除のメッセージが表示されたら、「はい」ボタンをクリックします。

mysql-332.gif


【13】レコードが削除されました。

mysql-333.gif


【14】MySQLで削除されているか確認してみましょう。

SELECT * FROM T01Prefecture;

mysql-334.gif


【15】ここで一度テーブルを閉じます。


AccessでMySQLのテーブルの構造を確認することができます。

【16】「t01prefecture」をデザインで開きます。

mysql-337.gif


【17】メッセージが表示されたら、「はい」ボタンをクリックします。

mysql-335.gif


【18】デザインビューが表示されました。この画面でテーブルの構造が確認できます。

mysql-321.gif


【19】デザインビューを閉じてください。


【20】Accessのファイルを閉じます。


【21】以下の図を参考にMySQLを終了・停止します。

1.「exit」と入力し、「Enterキー」を押します。
2.「net stop mysql」と入力し、「Enterキー」を押します。

mysql-87.gif


【22】コマンドプロンプトは閉じてください。


AccessからMySQLを操作できることが、わかったのではないでしょうか。


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